綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

ごく個人的な意見

季節の変わり目なんだろう

空が大暴れしている。

夕立ちは夏の風物詩であったはずなのに

あるいは昼間なら季節を問わずにわか雨というが

それらの言葉はすっかり聞かれなくなり

いつしかゲリラ豪雨という風情のない単語に置きかわっていった。

けれどそれも仕方のない気がする。

あまりに激しくて、あまりに極端で、

生活が立ち行かなくなるほどのことをもたらすから

情緒の入るゆとりがない。

 

起こる天候災害は

江戸時代の大晦日みたい。

ツケ払いで散々好き勝手に飲み食いした分

晦日に全額取り立てられる。

産業革命以来のツケ払い。

そういえば、終末時計では大晦日終了1〜2分前くらいだったな。

 

天気ばかりが報じられるけど

空だけが暴れているんじゃないはず。

海の荒れ方が見えづらいだけ。

偏西風やジェット気流を観測するなら

海水温と海流も観測して報じないかな。

食卓に直結してるから

乱獲だけではない生態系の変化を

より身近に感じるだろう。

 

ツケを払いながら

今日の分もツケといて なんて飲み方は

いずれ身ぐるみ剥がされる。

いずれがいつかなんて知らねえな

そうして今日もツケで飲む。

 

『暑さ寒さも彼岸まで』

彼岸過ぎたら夏の暑さを忘れてしまう。

こんなに暑かった今年の夏でさえ

喉元過ぎた熱さのように。

ならば空、もうしばらく暴れておいたら?

ひどく困る人や悲しむ人が出ない程度に。

風情も情緒も もういらないみたい。