綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

やる時はやる 逆の意味で

昨日、アクセサリーが壊れた。

修理に必要な部品はあり、

自分で直せるだろうと踏んで、

直すことにした。

だが、探しても探しても接着剤がない。

どういうわけか、接着剤だけがすぐに見当たらなくなる。

ここ数年、大げさでなく百均で都度買いしている。

使い切った覚えも、フタの閉めが甘くて固まったから捨てたという覚えもないのだが。

無いものはしょうがないので、

接着剤は買ってきた。

 

虫メガネを固定して、

細かい作業に慎重になりながら、壊れたところを直していく。

余談だがそういえば、一時期あんなに流れていたハ◯キルーペのCMをすっかり見なくなったな。でも「うっかりお尻に敷いても大丈夫」の表現方法にスリムな若い女性ばかりを使うのは、ジェンダー平等の観点からマズすぎるし違和感ありまくりだった。男性や老人や子どもの足も混ぜてれば、起こり得ることとして自然だったのに。

さて、接着剤の出番。

私はこれを実に指先の皮膚に付けがちで、

使うたびに指同士を剥がすのに一苦労するので、

修理のみならず指同士をくっつけないことに細心の注意を払って作業した。

なのにそれでも、

一体どこで触っちゃったんだ自分。

まんまと指同士がくっついた。

 

修理前、接着剤を買う時に、

はがし液を一緒に買ったものかどうか、しばらく悩んだ。

台紙の説明をよく読むと、

主原料はエタノールとアセトン。

エタノールは除菌・消毒用に家にある。

アセトンも、マニキュア除光液として家にある。

今はアセトンフリーの除光液もあるけど、有機溶剤として利用することもあるので、私は必ずアセトンを使った除光液を買っている。

2つを混ぜれば近いでしょ。

と、素人丸出しの浅い考えで、はがし液を買わなかったのだった。

 

くっついたところに薬剤をそれぞれ垂らし、染み込ませた。

多少無理に引き剥がしたので、

皮膚は少しざらついたが、

どうにか指を離すことができた。

お湯の中でゆっくり揉んでもいいらしい。

くっつかないよう気を付けていたんだけど、

やっちまう時はやっちまうもんだねえ。

避けられなかったか。

 

アクセサリーは、私の指を犠牲にして、

何とか直すことができた。

これでまたすぐ壊れたら、

(自分の直し方が悪いんだけど、)

悲しさのあまりさめざめと泣きながら、

百均ではがし液を買ってこよう。

その時は、今日使った接着剤が行方知らずでないといいな。

それともそれも、またやっちゃったりして。