所用で2日ほど家を空けた。
夕方帰ると、郵便受けに不在配達票が2通届いていた。
何かを注文した覚えはない。
そして、いつもなら配達員さんは集合住宅の宅配ボックスに入れる。
が、その表記もない。
よく読むと、どうやら生ものらしく、
ゆえに宅配ボックスには入れられなくて持ち帰りになっていた。
ということは、電話もさせてしまったんだろうけど、
ケータイではなく家電(いえでん=家の電話)しか掛けていないのだろう。
なぜなら、送り主には家電しか知らせていないから。
加えて、生ものを送る場合、相手に事前に知らせたりするが、
今回は相手の厚意によるサプライズだったので、知らされていなかった。
タイミングの悪さに諸事情が重なって、2日分の不在配達票となったわけだ。
「当日の再配達連絡は18時まで」とあり、時刻は17時50分。
慌てて電話を掛ける。
配達員さんに住所を伝えると
「あ、そこちょうどこれから向かうところです」
お互いにタイムリー!
が、まずは何度も足を運ばせてしまったことを電話で平謝り。
ほどなく、3度目の正直と相成った。
巷では、物流が増えに増えて宅配業者の労働が過酷だと問題になっている。
同時に再配達も増えているので、その分料金を加算していいのではないか、と。
私は今回知らされていなかったとはいえ、
結果的に3回も配達させてしまっていた。
たとえ他に配達先があるついでだとしても、イヤな顔一つせず届けていただき、
これはオプション料金を請求されても仕方がない、と思った。
受け取りに来いやオラァ、ではないのだ。
足を使って、手渡しで、届けてくれるのだ。
しかも今回3度も。
本当にすみませんでした。
宅配だけではなく、
すべての物流に支えてくれる人たちがいて、
今の暮らしは成り立っている。
料金が上がったってしょうがないよ、
運んでもらえなきゃ何も手元に届かないもの。
物流危機の方がおっかない。
とりあえず、
なるべく再配達のないように気を付けます。
配達員さん ありがとう。