阿那稲荷神社を後にして、
私も授与品など見たかったので、一緒に行った。
あと、神社の案内のリーフレットがあったらもらいたくて、社務所ならあるかなと思ったのもある。
で、あるにはあった。見本が。一部50円、と。
買うのか。
しかも自分で手に取れない。職員の人に買うと言えば、出してもらえるようだ。
あきらめた。
まあね、紙代も印刷代もかかるしね。もしかしたらゴッソリ持ち去られたことがあって、対策としてお代をいただくことにしたのかもしれないね。
タダでもらえるのが当たり前と思っちゃいけなかったね。
その近くには井戸のようなものも。水はなかったが。昔は使ってたのかな。
御嶽神社の敷地の右側には、庖丁塚と、白い石に七福神が彫られた、何ていうの?モニュメント?
東海七福神発祥の地 とのことで、
徳川家康公が東海道五十三次を定めた時に品川宿は第一の宿場町となって、沿道の社寺に七福神を祀るところが多くて、それをまわる参詣者も多くて、
昭和7年に品川が東京に編入された記念に東海七福神初詣を定めて今に至る、とホームページより。
ああ、道理で荏原神社の恵比須様像と品川神社の大黒様像の雰囲気が似てたんだ。
この白い記念碑も同じ雰囲気だもの。
大黒様と恵比寿様って対でお祀りされてることが多くて、阿那稲荷神社の下社にも同じお社に祀られてたし、
荏原神社の恵比須様の後に、品川神社の大黒様をお参りしたって、よくできた偶然だなあ。
白い記念碑に彫られた七福神の皆様は、ほんわかとした笑顔がかわいかった。
狛犬の台座には、片や富士と日が、片や富士と月が、軽く彩色されたレリーフで趣があった。
この狛犬、落語家の三遊亭円丈師匠が設立した日本参道狛犬研究会が2004年に奉納したとある。
師匠、狛犬好きが高じて会を立ち上げたらしい。
そんな会があるとは知らなかった。全国の狛犬の資料収集するだけでえらいこっちゃ。
あちこちを楽しく見て回れる神社だったが、
1つだけ引っかかったことが。
正面の塀に掛けられたトイレの案内板は女性が右で男性が左なのに、その後ろに並んだ扉は男性が右で女性が左と、逆なのだ。
些細なことかもしれないけど、正面の案内板の男女を左右入れ替えた方がいいと思うわ。初参拝者には分からないもの。混雑時に混乱しそう。
足を踏み外さないように大階段を下りて、
道路を渡って新馬場駅に戻り、
さらに品川駅まで戻って、京浜急行からJR横須賀線に乗り換え。ホーム遠っ。
最後に目指す蛇窪神社の最寄り駅は、品川から一駅の西大井駅だ。
駅からは少し歩くので、同行者の携帯の地図アプリにナビをお願いし、住宅街を進んだ。
神社の案内がないね、と同行者と話しながら、ある角を曲がったら、急に案内が出てきた。
街灯その他、白蛇推しの街だ。
そしてたどり着いた神社は、こちらも人でにぎわっていたのだった。
続く