今日は1日風が強かった。
昼間は気温も上がり日差しもあったが、
日が傾くと途端に寒いのなんの。
こんな時にほてりはやって来てくれず、
逆に、血管収縮起こしてるってこれか と思うほどの震えが収まらない。
帰りのバスの中は暖かいだろうと期待してたら、
上の窓が両側とも開いてて、
風が吹き込んで寒い。
そうね換気は必要だよね、
でもこの天然冷房は、風が強くて風邪引きそうだ。
身を守ろうと震える筋肉。
今こそ来いってもんだろ ほてりー!
それでもほてりは来やしません。
目的のバス停でバスを降り、
寒風の中歩き出す。
動けばほてりが来るかしら。
それでもほてりは来やしません。
とにかく風が寒いー!
道に面した金網の向こうは公共のグラウンドで、
小学生男子が、薄暗いのにまだ野球をしていた。
ボール見えるんかな?
てか薄着だな、ハーフパンツで足出してる。
こんなに風強いのに、寒くないんだな。
いいなあ~。
もう少し歩くと広い通りに出て、
こちらにも小学生男子が2人、下校中。
帰り時間が遅くないか?
2人とも暖かそうな長ズボン、ポケットに両手を突っ込んで歩いてる。
ポケットに手を入れるのは危ないからやめろって、
学校の先生なら叱るけど、
入れたくなるよね 寒いもんね。
こういう小学生もいて、謎の親近感がわく。
歩くうち、少し寒さに慣れたけど、
まだまだほてりは来やしません。
そうだ、ほてりを当てにするから余計に寒いんだ。
モーツァルトの妻 コンスタンツェを思い出せ。
極貧生活 寒い部屋 暖房器具が使えない。
「寒いのなら、踊りましょう。そうすればあたたかくなるわ。」
と言って、2人で踊ったとかいう話。
さすがに歩道で踊らないけど、
要は体を動かせばいいんじゃん。
更年期だ何だの前に、動物の原理じゃん。
酸素を取り込み筋肉動かせ!
大きく息を吸い込んで、
寒さによる筋肉の震えとこわばりを感じつつ、
大股の早足で家へ向かった。
代謝が落ちてきてるから、
この程度の動きでは、息が上がっても汗をかくほどではない。
家に着いて、玄関のドアを開けた時は、
冷たい風からやっと逃れてホッとしたし、
荷物を置いても体の熱さは感じなかった。
が、手洗いうがいをしていたら、
やっとほてりがやって来ました。
おっそいわ!もういらんわ!
大きな息を吐きました。