特に時代劇に感じるんだけど、
例えば同じ戦国時代を描いても、
制作が80年代か2010年代かで
絵面がえらい違い。
収録に使う機材類や記録媒体の違いもあろうが、
一番は俳優さんたちのメイクだな。
男優でもアイシャドーの色味、アイライン、目張りや眉毛の作り具合が違うし、
女優なら顔全般とか、その時代にそんなピンクの紅あるかとツッコみたくなる違和感もたまに。
どっちも戦国時代だよねえ?
時代考証が入ってるはずだけど、
視聴者ウケのために、制作時の時代の風を混ぜ込んで作ったんだとしたら、
逆に作られた時代が浮き上がってきておもしろい。
かなり昔の時代劇映画をふと目にした時は、
それが強く感じられる。
(もっとも、時代考証自体も新たな発見で変わってきているってのもあるやね)
民放ドラマなら、『水戸黄門』の初代初回と数代後の最終回とで、だいぶ印象が異なりそう(結局何人が黄門様になったんだ?興味薄いから調べませんが)。
朝ドラで言えば、今は朝のBSで『オードリー』を放送してるのだけど、
戦後それほど間もなくから話が始まったにしては
女優さんの眉毛 細っ と真っ先に思ってしまった。
本放送は見てなくて初見だから、なおさらかも。
現代ドラマなら、時代を感じるのはしょうがない。
小物、髪型、メイク、服装に流行があるもんね。
その流行の一片を、
不変なはずの時代劇で如実に感じるってのも
一興というか 皮肉というか。
あ、由美かおる氏だけは不変だわ。