綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

白って何色(なんしょく)?

「白って200色あんねんで」

と、モデルでタレントのアンミカ氏の言葉らしいが

たぶん本人は本気で言ったのを、すっかりネタ扱いされている。

特にイジってるのは男性芸人に多そう。

で、これは聞いた話だけど、

男性と女性で、色彩の見え方が違うらしい。

同じように見える色でも、わずかな色調の違いを見分けるのは女性の方が長けていて、

その分景色を鮮やかに感じ取れる傾向がある、とのこと。

そうかもなー。だって口紅の色数とかさ。

「赤って1万色あんねんで」

って言いたくなるほどあるじゃんか。

系統としては、赤、ピンク、オレンジ、ベージュ、紫に大別されるけど、

その中で確かに微妙に違う色合い。

あればあるほど迷って選べない。

んでたぶん、多くの男性は、

「え、これとこれ色違うん?どう違うん?」または

「どれも同じじゃねーか」

と反応しそうだな。

だから、白200色を見分けるとか衝撃過ぎてバケモンだろうな。

まあ、白200色は私もビックリして笑っちゃったけど。それ見分ける自信ないっす。

 

ただ、見える色なんて、

光の加減でいかようにも変わる。

色見本ですら、どんな光の下で見るかで見え方が変わるし。

昼白色の蛍光灯下で、とか決まりあるのかな?

アニメーションの色彩設計は、場面ごとの光を色合いで表現して、それが観客へ与える印象を決めるんだから、

繊細な感性が物言う仕事だなあと思う。

こちらは何にも考えずに楽しんでるけど。

デザイナーや芸術関係の仕事をする人は、色にこだわりそうだが、

そうでなければ大抵の人は、多少の違いは受け入れちゃうと思うよ。

例えば赤い車10台の塗装の部分だけ見せられて、

どれがフェラーリレッドか当てろと言われても、

私は十中八九 分からないわ。

 

虹は七色って常識と思ってるけど、

国によってはもっと色数少ないらしい。

日本人の色認識だって、

緑の信号は青信号で、緑の野菜は青物でって、

そんなだったんだし。

何が何色でも、その色調の数も、まあいいじゃん。

人によって感じ方が違うだけ。

感じ過ぎる人もいれば、感じ取れない人もいる。

バカにしたり怒ったり、あんましないでね。

それにしてもアンミカ氏、

もほや色彩の特殊能力者でないかいな?