昨年から噂はあった、郵便料金の値上げ。
今年の10月からと報じられた。
料金の値上がり幅が大きくて驚いた。
けど、やむなしなのも理解できる。
だってもう負のスパイラル入ってるじゃん。
取り扱い量がメキメキ減ってってるのに、
郵便物の回収と配達の労力は変わらず、
どころか人件費も燃料費も上がってって経費は増加の一途、
収入増やさなきゃやってらんない。
でもそしたらそれで、さらに取り扱い量が減りそうな。
実際、総務省の試算だと、
今回値上げしても、4年後にはもっと赤字。
もっともこれは、国民向けにわざと最悪な計算して
「仕方がないんすよ~」と言ってるかもだから、
鵜呑みにはできないが。
私の場合、
年賀状は、単純に出してた人が鬼籍に入ったりして
出す枚数が減った。
手紙も昔に比べてまるで書かなくなった。
バースデーカードやグリーティングカードも、
前はやり取りしてたんだけどな。
確かに郵便との関わりが薄くなっている。
それと私にとっては、切りの悪い料金も使いづらさの原因だ。
手元には、50円切手や52円切手や82円切手が何枚も残ってる。
今の料金分を貼り足そうとしても、
特にハガキは場所が足りずに貼れなかったりして、
これどーしたらいい状態。
「そんな切手は、ゆうパック送る時に使えるよ」
と教えてくれた人がいたので、
今度はそうするつもりだけど、
ゆうパックもそんなに送らんよ。
しかし、消費税での値上げを除けば、30年間も料金変ってなかったんだよね。
おいそれと値上げできないのは、他の民間企業以上だったのかな。よく知らんけど。
学生の長期休み前なんかに、アルバイト募集のチラシが入ってるのを見るけど、
最低賃金レベルだよ。
先日も空き家に大量の未配達の郵便物が放置されてるのが見つかったけど、
そんな賃金で、やってらんねえ早く帰りてえ と
思っちゃうのもむべなるかな。
(でも職務はまっとうしろや。この事案て絶えないよね。忘れた頃にどこかで発覚する)
重さによって細かく設定されてた料金が、
一部まとまったのは、出す側もハラハラせずに済んでいいと思う。
これまでは、25gまでは84円、50gまでは94円と刻んでて、
ちょっとでも超えちゃうとガッカリしたもんな。
一律ならあきらめも付くわ。
あと、もっと特別感のあることをアピールしたらいいのにね。
例えば浦安ネズミーのパーク内から手紙を出すと
特別なスタンプを押してもらえることとか。
私わざわざ自分に出したよ 遠い昔に。
民営化されてだいぶ経つのに、
元省庁だから、そういうの得意じゃなさそう。
値上げは確かに仕方がないっすよ。
でも5年以内に赤字の試算してるなら、
危機感持って打開に動きませんか?
本当に一企業のやり方としてそれでいいんかい?