綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

発端は夢 3

発端は夢 2 - 綴ルンです

で、茨城の笠間稲荷神社へ参拝してから、

『笠間』の文字が目につくことがなくなった。

足を運んで、何か目立ったご利益があったかというと、何とも言えない。

神社でもたらされた結果 - 綴ルンです

は、参拝してから2か月後のことだし。

だけど、衣食住に困らなかっただけでも、

ありがたいことに違いない。

きれいごとに聞こえるかもしれないが、

いつ何がどうなるか分からないのだから。

 

そうして、参拝したことを忘れかけていた先月、

何の拍子か、再び『笠間』フィルター発動。

ん?今度は何だ?奉賛金の上積みか?

など失礼なことを考えていたら、

しばらくして、笠間稲荷神社から郵便物が届いた。

「師走の大祓のご案内」

読むと、6月と12月の末日に大祓というけがれ祓いを行っており、

その年に初めて祈祷を受けた人や、これまでに大祓を申し込んだ人に通知をしている、という。

えーと、私、祈祷は受けていないなあ。

てことはどう考えても、本殿修復工事の奉賛金を奉納した人にも、案内を出しているってことだわね。

案内文の他に同封されていたのは、

紙の人形(ひとがた)と車形がそれぞれ数枚、

名簿用紙、郵便振替用紙、返信用封筒。

 

大祓は、日々を過ごすうちに犯した過ちや触れたけがれを人形に移して、心身を祓い清めて新年を迎えるための神事とのこと。

人だけでなく車も、生活に欠かせない自分の体の一部として、同じように祓い清めるのだと。

だから車形もあるのか。

大祓を申し込む方法は、参拝と郵送の二通り。

必要なのは、大祓を受けたい人の情報を記入した名簿と、けがれを移した人形や車形。

けがれを移す作法は、人なら人形に氏名・年齢を書き、その人形で体を撫で、息を三度吹きかける。

車の場合は、車形に持ち主の氏名・年齢・車輌番号を書き、その車形で車を撫でて、持ち主の息を三度吹きかける。

お祓料は1人に付き1,000円以上。車も同様。

郵送申し込みなら、郵便振替用紙で振り込まなくてはならない。

どうしようかな、と1週間くらい考えた。

せっかく案内来たしな、とやってみた。

現地まで赴く余裕はなかったので、

記入した名簿と人形を返信用封筒で郵送し、お祓料を振り込んだ。

それが12月中旬のこと。

 

年が明けて今月、

大祓を申し込んで、もう縁が終わったものだと思っていたら、

再び笠間稲荷神社から郵便物が届いた。

封筒には赤い文字で

「ご神札在中につき丁寧にお取り扱いいただきます」

神札?

手紙を読むと、大晦日に大祓神事をして、返送された人形を祓い清めました、と。さらに、

「つきましてはここに当日の御神札と御守護をお送り申し上げます

御神札は神棚にお祀りし御守護は身に付けてお持ち下さい」

同封されていたのは、祝い事の熨斗のような形に折られた御札と、橙色の細長くて小さなお守り。

後で、「師走の大祓のご案内」を読み返すと、

申し込み方法の最後に

「祓い清められました御神札を各家庭一体ずつ、御守護をお一人に一体ずつ 一月下旬 にお送りいたします。」

と書いてあり、すっかり読み逃していた。

全然一月下旬より早く送られたな。

しかし、お祀りって、困ったな、

簡易神棚は持ってるけど今閉じてるから、神宮大麻氏神様の御札もないのに。

といって粗末に扱えない。

失礼だけど仕方がないので、高い所に落ちないようにして立てかけた。

何だかこれで、より一層、縁付いてないか。

『笠間』フィルター、常態化したわ。

1年前の夢からここまでになるとは思わなんだ。

本殿の修復工事が終わったら、

またご挨拶に行こう。

 

最後にオマケ。

大祓の御神札と御守護が届いた日の夜、

SNSで読み物として共有されたサイトが

『神仏ネット ウカノミタマノカミ(宇迦之御魂神)|お稲荷様/豊穣の神のご利益や神社』

全国の神社を挙げてるから、筆頭は伏見稲荷大社なんだけど、

まさかダメ押しで笠間稲荷神社の情報を読まされるとは・・・。

もう分かりましたよーー!