はい、本日は夏の土用の丑の日ですね。
うなぎ食べる日ですね。
しかも今年は二の丑までありますね。
昨年は1日だけでしたから。
デパ地下もスーパーもコンビニも、
チラシに売り場にうなぎを踊らせる踊らせる。
ただでさえ高額商品なんだから、
「猛暑に負けないスタミナを!」とか何とかで、
押せ押せのイベント買いさせる気満々だ。
そして今年は私、
思い切って、国産うなぎの蒲焼、買ったどー!
物価高の波がこれでもかと押し寄せる昨今だが、
年に一度の一点豪華主義を決行!
もうこれで、あとはどのイベントも細々といきますて。そうねクリスマス過ぎる辺りまで。
うなぎ、大変大変おいしゅうございました。
さんまやいわしの蒲焼だっておいしいんだけど、
やっぱり別格だわ。
養殖の技術が進んだからだろうな。
もしこれが天然の川や湖で獲れたうなぎだったら、
たぶん身が泥臭かったり生臭かったりして、食べづらいんじゃないかな?
おいしく食べたいという欲が、
生態の研究や養殖技術の進化につながるんだから、
欲を持つのは悪いことじゃない。
食べるのも応援の1つの形なのだ、と自分を正当化。
昨年書いたものを読み返すと、
思うこと言いたいことがまったく変わってない。
そこに1つ追加するなら、
輸入うなぎで輸入してるのはうなぎだけじゃないって考える人いるのかな、ということ。
「ちょっと何言ってるか分からない」とツッコまれそうだね。
何もうなぎに限らない。
輸入した野菜、果物、穀物、畜産物は、それらを育てるために現地の水を使うから、
現物を買うと同時に現地の水を買っているのと同じことだ、という考え方がある。
これが水産物の場合、海で獲ったものならまだしも
うなぎやえびなどの養殖ものでは、使われる水の量はケタ違いとなる。
だから、現地の水も輸入側が消費してることになるのだ。
異論はあろうが、私はこの考え方に概ね賛同。
食物生産に関わる水の問題は、
これからさらに大きくなっていく気がする。
あら、ずいぶん硬い話になっちゃった。
ともあれ、思い切った甲斐はあった。
今日の丑の日のうなぎの味わいを胸に、
今年の夏も乗り切ってやるぜ。
え、二の丑?そこに乗るつもりはないから。