長年のフィギュアスケートファンである。
秋が来るとシーズン開始だ!
先月から海外で試合が始まっている。
見事日本の優勝だった。
これは、日本、北米、欧州の3地域が、男女2名ずつのシングル選手を擁して、演技の合計スコアで順位が決まる試合。
日本は昨年引退した宮原知子(さとこ)氏が、この試合のみ復活したので、ファンは注目していた。
のに、私は放送をチェックしておらず録画も忘れ、
まんまと見逃したのだった。
何やってんだー!
そして先週末から、グランプリシリーズが始まった。
今季は1戦目アメリカ、2戦目カナダ、3戦目中国、4戦目フランス、5戦目フィンランド、6戦目日本。
全6戦のそれぞれの試合で順位別にポイントが与えられ、ポイントが多かった上位6名(組)が、
グランプリファイナルに進める。
今季のグランプリファイナル開催地は、中国だ。
これから毎週末は、試合が開催されるので、
TVを見る時間が長くなる。
忙しいなあ♪
グランプリシリーズを放送するのはテレビ朝日だが、
6戦目の日本の試合はNHK杯なので、
この試合だけはNHKが地上波もBSも使って全試合放送してくれる。
ここ数年で、選手たちの努力によりやっとペアとアイスダンスの人気が高まってきたが、
日本はシングル人気の方が依然高いので、
民放はまずカップル競技の放送をしない。
なので、NHK杯はカップル競技も存分に観戦できる貴重な機会だ。
フィギュアスケートの試合は、
演技内容にシビアな決まりがあるショートプログラム(SP)(アイスダンスはリズムダンス(RD)という)と、
決まりはあるがSPよりも技の組み合わせを工夫できて演技時間も長くなるフリープログラム(FP)(アイスダンスはフリーダンス(FD)という)があり、
両方のスコアの合計が成績となる。
全日本選手権や世界選手権やオリンピックなど、出場選手が多い大会の場合(これまで見ててだいたい上限30人か)、
SPの成績が低かった下位の選手(出場30人だとすると6人)は、FPに進めない。
しかしグランプリシリーズでは、出場人数を絞っているので、
全員が両方演技をする。
ということは、まず出場できるかが競争だ。
出られた選手には、国を問わず全員に精一杯頑張ってほしい。
もちろん日本人選手を一番応援するけども。
私は普段ほとんどスポーツ観戦をせず、
世間が騒ぐ野球もサッカーもラグビーもバスケも陸上も駅伝もゴルフもテニスも卓球も柔道も体操も水泳も、
まず見ない。見てもチラリくらい。
新聞でもスポーツ面は通過する。
世間で話題になっていたら、どういうことかを一応おさえておく程度だ。
だが、唯一追っているのが、
記憶にある最も古い映像は、
渡部絵美氏が現役時代の終わり頃。
伊藤みどり氏が東ドイツのカタリナ・ビット氏と競っていた頃なんて、
家族みんなで試合を見ていた。
一時期、観戦から離れていたが、
基本的にはだいたいずっと見続けている。
けれど、マニアというほどでもないので、
今は指導者になっている外国のかつての選手を覚えておらず、
私よりずっとフィギュアスケート好きの友人に
「ブライアン・オーサーなんて現役の頃はかわいかったのに、あんなに太っちゃって。」
と言われても、ピンと来ない。
見てたはずなんだが、男子より女子ばっかり見てたしなあ。
なおブライアン・オーサーとは、羽生結弦氏のコーチだった人だ。
さて、シーズンが本格的に始まって、
誰がどんな活躍を見せてくれるのか、
本当に楽しみだ。
それを知るよすががTV放送なのだが、
グランプリシリーズ初戦のスケートアメリカ、
男子はショートもフリーもやるのに、
女子がショートだけでフリー無しってどういうこと?
超深夜に男女シングルのごく一部の選手しか放送しないのは、いつものことだからこらえるとしても、
女子フリー放送しないって!
どうしてそんなことになってんですかテレ朝さん!
大人の事情であっても説明ほしいわ。
腹立ちは収まらず、納得もいかずに幕開けだ。