綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

見逃したっ

ハッと気付くと1月の中旬入り。

いつもなら鏡開きで、

飾ってた鏡餅を下げてお汁粉にして食べていたが、

今年は喪中で鏡餅がないので、

普通のお餅でお汁粉を食べた。

結局お汁粉の日にしてる私だよ。

新年の気分もさすがに薄らいだなーと思って、

再びハッと気付いた。

 

ウイーンフィルニューイヤーコンサートどうした?

 

調べると、震災の影響で元日の本放送は休止、

再放送は1/6(土)、ラジオでも1/8(月)に終了。

 

ふぬうっ 抜かったああーー!

 

このウイーンフィルのニューイヤーコンサート

新年の番組で毎年楽しみにしているうちの1つだ。

ウイーン楽友協会の大ホール、別名『黄金の間』の

格式ある雰囲気、

正装だけどリラックスした様子の観客、

TVだからこそ流れる華麗なバレエの映像、

何もかも美しいんだもの。

 

バレエがまた眼福なんだ。

どこかのお城とか豪邸とかの広間や廊下を目一杯使って、踊りながら移動したり、

外の庭や公園のような所で晴れやかに踊ったり。

男女とも衣装がすてきで、

王子王女のおとぎ話の世界。

テイストは年によってやや変わるけど。

ある年はもっと現代的で、最後に全員オープンカーに乗ってどこかへ行ってしまったし。

(他の記憶とゴッチャになってて、そんなのなかったらすみません)

 

演奏される曲も、新年らしく軽やかだ。

ワルツにポルカオペレッタ

そのほとんどが、シュトラウスファミリーの作曲。

ヨハン・シュトラウス(父)と

ヨハン・シュトラウス(子)が有名だが、

曲紹介のテロップを見ると、ヨーゼフやエドゥアルドという名も出てくる。

たまに、シュトラウス家以外の作曲家も出てくるけど、シュトラウス姓が断然多い。

どんだけ曲作ったんだ。

(ちなみに、リヒャルト・シュトラウスはウイーンのシュトラウス一家とは無関係。

それ誰?と思った人は、

ツァラトゥストラはこう語った(または かく語りき)』で曲を調べてみてほしい。

出だしを聞いたことがあると思う。

その作曲者がリヒャルト。)

 

コンサートをしめくくるのは、

ヨハン(父)作曲『ラデツキー行進曲』。

観客の手拍子が、もはや楽器の1つ。

ホールが一体となって、コンサートはクライマックスを迎える。

これを聴くと、新年だなあと思うのだ。

 

ただ今年は、新年の始まりがイレギュラーに次ぐイレギュラー。

ウイーンフィルニューイヤーコンサート

すっぽり頭から抜け落ちた。

抜け落ちたので、サイトやTV欄のチェックすらしなかった。

しまったなあ。

たま~に、まれ〜に、

かなり後になって再々放送することがあったから、

それを願っておくとして、

サイトとTV欄のチェックは当面の日課だな。

え、オンデマンド?いやそこまでは。

DVD?いやそれこそ そこまでは。

毎年楽しみにしていて見逃したのは悔しいけど、

突き詰めればその程度の悔しさなんで。

再々放送、見られたらラッキーさ

と、思っておこう。悔しいから。