綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

未だにイイ子ぶりっ子

をしてしまうのは、歯医者で定期検診を受ける時。

去年の夏、歯にフロスが引っかかって、

無理やり取ったら詰め物がポカッとはずれて、

どうも地の歯と詰め物の間に隙間ができてたせいでフロスが引っかかってしまったようだけど、そこが虫歯になってるから治療して詰め物作り直しましょう、となって

なぜ詳しい? - 綴ルンです

に書いたのはその時に待合室で見た映像)

治療が終わって歯医者通いもこれで終わりだ、と思ってたら、

そこから歯科衛生士にバトンタッチされて、

定期検診に丸め込まれて半年である。

 

新型コロナウイルスが流行する前も、

歯の定期検診には通っていた。

が、新型コロナウイルス感染症が流行し始めてから

ブラッシングも指導されて気を付けてたし、

フロスも使ってるし、

歯の治療をしてるのでなし、と

通うのをやめていた。

それが3年ぶりに復活してしまい、

さらに、期間が空いたからと歯周病の検査と処置が初めからやり直しとなり、

費用も時間も余計にかかることになった。何だよ!

やりませんって突っぱねてもよかったんだけど、

歯周病、自覚症状が出てからだと手遅れになりがちらしいし、

自分の歯は大事にしたいから、

そのまま丸め込まれることにした。

でも処置やり直しは聞いてないよ〜。

 

初期の処置が一通り済んでから、定期検診に入る。

定期検診では、歯周ポケットの深さを調べて、

磨き残しの染め出しをして、

必要なら歯磨きの指導をされる。

この染め出し対策で、検診直前には10分ほど歯を磨く。それこそ1本1本。

歯科衛生士に「丁寧に磨けてますね」と言われたいからだ。

これが冒頭の、イイ子ぶりっ子の理由である。

普通の歯ブラシとフロスの他に、タフトブラシも勧められる。

タフトブラシはピンポイントで磨ける歯ブラシで、

よく知られてるのは先端が円錐形になった山型のものだが、

私の場合はそれだと固めになってる先端で歯茎を傷付けてしまうから、

先端が平らで毛が細くて柔らかめの平型を使うように言われた。

でもそれ、値段高いんだよね。

 

ドラッグストアで、似たような良さげなものはないかなーと探してたら、

『ピュオーラ超コンパクト極薄超フィット』なる歯ブラシを見つけた。

他の歯ブラシと違って、ブラシ面が凹みカーブになっている。この凹みが臼歯と合うらしい。

そこまで値段も高くない。試すべし。

 

そして、定期検診の日。

極薄超フィット歯ブラシを駆使しまくって、染め出しに臨んだ。

これで磨き残しがあったら、もう手磨きではどうすることもできない。

新聞広告で見かけた、ジェット水流だか何だかで歯のお手入れをする機械でも買わないと。

(その広告のマンガ、友人に勧められて使ってみた主人公が「汚れがとてもよく落ちる!一昨日食べたゴマの粒まで」と驚いてたんだが、そもそも一昨日食べたゴマの粒がまだ残ってるような歯の磨き方は問題大アリではないか。機械を買うのもいいだろうが、まずはブラッシングの指導を受けることをお勧めしたい)

結果は、めっちゃ褒められた。ひゃっほー!

優等生でいたい気質は、こういう場面で役に立つ。

歯周ポケットの数値も、前回より良くなってた。

イイ子ぶりっ子って普通は悪口だけど、

褒められたくて行動して、それで良い結果が出て得するのは自分だよ。

年齢は関係ない。自分のためのぶりっ子なのさ。

歯の定期検診の前だけね。

なお極薄超フィット歯ブラシも、いい仕事ぶりでしたわ。