綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

予想外の掃除

今日は家の中で大汗かいた。

大掃除ならぬ中掃除。

フローリングの床に、床材の保護のためにビニールクロスのマットを敷いているのだが、

今日、そこに置いた家具をいくつかどけて、

ビニールクロスマットを半分ほどめくり上げ、掃除したのだ。

普段掃除する時も、家具を置いていない端の方は軽くめくって掃除機をかけてるから、

そんなにゴミはないだろうと思っていたら、

現れた光景に絶句。

抜けた髪の毛がワッシャーと大量に入り込んでる。

うわキモっ!

しかも端にはそんなになくて、中ほどに溜まってたってのが。

何年分だ?5年は下らないか?

ちゃんと掃除してると思ってたけど、

隙間から奥に奥に送り込まれてたってことだよね。

髪の毛だけじゃなくて他のゴミもあるし、

押し付けられて床に貼り付いてる状態だから、掃除機では吸い取れず、こすらないと取れない。

家具の移動も汗かいたけど、

思いがけない惨状とその掃除に冷や汗と大汗。

軽く掃除機かけとくだけのつもりがまさか。

見てみないと分からないもんだね。

 

予想外に汚れる場所といえばもう1か所。

洗濯機の排水溝だ。

集合住宅なので、定期的に排水管清掃の業者さんが来て、全戸の掃除をしてくれる。

管壁に油脂とゴミが固まってしまうから、それを取り除く作業だ。

排水管の中の掃除はさすがに自力でできないが、

その入口の排水溝なら自分でできる。

台所、お風呂、洗面所の排水溝は毎日掃除するし、しやすい構造になっている。

ところが洗濯機の排水溝は、常時排水ホースをつなぎっぱなしだし、

すすぎのきれいな水が大量に流れているから、さほど汚れないだろうと思いがちだし、

排水溝の構造も他と違って部品が多く、掃除しづらいのだ。

当初はどのように外せるのか分からず、ずっと掃除できずに放置していて、

初めて排水管清掃の業者さんが来て、洗濯機の排水溝をはずした時、

溜まってた水のドロリとした汚さと鼻を突く悪臭におったまげ、

同時にそれを他人に見られた上掃除させることがどうにも小っ恥ずかしく、

次からはこのような失態を犯すまいと、その場で業者さんに取り付け方を教わったのだった。

教わったんだけど、

手間がかかるので、掃除がついつい後回し。

他の3か所より掃除の頻度がグッと落ちる。

それもあって、たまに思い立って掃除すると、

毎度うへえと萎えるほど汚くて臭い。

子どもの頃、道の端にドブがあったが、まさしくあのニオイ。今はドブが分からない子どもが多そうだね。のび太はしょっちゅう落ちてたけど。

 

マットの下も、洗濯機の排水溝も、

掃除するのに手間と時間がかかって面倒な場所。

でもやろうと思えばできる場所でもある。

気にしてもできない場所はどうしようもないけど、

気にしてなかったところほど汚れが溜まってるものだから、

時折でいいからきれいにしようか。

掃除の跡が見えなくても、なぜか気分はスッキリするんだよね。

天 知る 地 知る 子 知る 我 知る だね。