綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

キャベツの陰謀

スーパーマーケットが好きだが、

生協の配達も頼んでいる。

生協の品揃えは、スーパーでは手に入らないものを扱ってるので、

なかなか重宝してるのだ。

その生協の企画で、最近始めたのが

もったいない野菜セット。

注文数の関係で余りそうな野菜が2品、毎週届く。

価格は一定。

何が届くかは、事前に分からない。

今週は何かな、とプレゼントをもらうような気分になる。買ってるんだけど。

 

生協は、カタログと注文書が届いたら、その1週間後に注文書を出す。

注文した品物が届くのは、さらに1週間後。

今はインターネット注文に力を入れてきているが、

私はもう20年以上、紙でやり取りしてるので、

慣れたやり方を変えようとは思わない。

先週、キャベツを注文した。

今週、キャベツが届いた。

保冷箱に2玉。へっ 2玉?

よく見ると、1つはもったいない野菜セットの袋。

まさかのキャベツかぶり。

どちらも丸々と大きなキャベツ。

ど、どうしよう。

その前は、キャベツを注文しても、

暑さで生育がよくないからと欠品になったのに。

欠品は致し方ない。自然が相手だもの。

だから、まさかもったいない野菜セットでキャベツが届くとは思いもせず、キャベツを注文した。

そのまさかが今回起きたのか。

もしや、気温が下がってたくさんできた時のため、消費拡大させる陰謀だったのか?(なワケない)

 

インターネット注文の画面を見たことがないから、

もしかしたら「もったいない野菜セット 来週のお届け品はこちら」なんて、事前に知らされていたかもしれない。

しかし見ていなかったものは仕方がない。

仕方がないけど、一度に食べ切れる量でもない。

うちの冷蔵庫、ちっちゃいんだよ。

キャベツ2玉も入んないよ。

野菜室には他の野菜もあるからやっと1玉しか入らないし、

冷蔵室も棚の間が狭くてちょっと入れられない。

オマケに棚板の真ん中がひび割れてるから、むりやり乗せたら空手の板のように真っ二つになりそうだ(なので別にキャベツでなくても重いものは乗せられない)。

だから、常温で置いておくしかない。

 

とにかく食べなければ。

 

ドイツ人なら、ザクザク切って塩をまぶして大きな容器に詰めて、

ザワークラウトを作るんだろうな。

でも私ドイツ人じゃない。

ザワークラウトも食べるの得意じゃないから、作る意味が見つからない。

ロールキャベツは作るのにとても手間がかかる、かつ おいしいと思ったことがない。

筋が残って食べづらいといつも思ってた。

千切りキャベツも量 いかない。

腐る前に食べ切ろうと思うと、

思ってたより献立がマンネリ化してるのに気付かされる。

う~む。

 

酸っぱい漬物は苦手だけど、

塩昆布と和えるならいけそうだ。

千切りキャベツはお好み焼きにすれば量がいける。

贅沢に、半玉を櫛形に切って、圧力鍋でコンソメスープと煮れば、ポトフ風だ。

あとはお肉と炒めたり、野菜と炒めたり、単体で炒めたり。

よし、よしよし、見えてきたぞ。

 

そういえば先々月から、どことなく胃の調子がよくなかった。

キャベツにはビタミンU、別名キャベジンが含まれている。

胃薬の名前にもなったほどだから、毎日強制的に食べれば胃の調子がよくなるかも。

年末に体を調えろという神様のお計らいだと思うことにしよう。

 

以上、キャベツ大作戦の模様をお送りしました。

(↑タイトルと変わってる)