綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

冷凍庫にいつも

冷蔵庫の常備品はたまに話題になるが、

冷凍庫のそれはあんまり聞かない。

ので、冷凍庫の常備品 私の場合。

 

1 バラ凍結ほうれん草

 

これ、バラ凍結ってとこが大事。

バラに対してポーションタイプがあって、

要はブロックになってる。これまで見たのは50g単位で6個とか。

半分しか使いたくないのに、かたまりがでかくて、

割ることも切ることもできない。

解凍して、残りを後で使おうと冷蔵庫に入れて、

うっかり忘れると腐ってぬめってる。

ポーションタイプはバラ凍結より少し安いんだけど、結果ムダにすることがままあった。

しかしバラ凍結だと、

使いたい時に使いたい分だけ使える。

使い終わりの方、葉っぱが粉々になってたら、

お味噌汁に入れちゃえばいい。

生ではなく、ゆでたものを凍らせているので、

凍ったまま使えて手間がかからない。

おかげで生のほうれん草を買わなくなった。

 

生食用のほうれん草はさておき、

普通のほうれん草は、絶対ゆでなきゃならない。

シュウ酸というアク(エグみ成分。体内のカルシウムと結びついて、結石の原因になりやすい)が含まれているので、ゆでてそれをお湯の中に出すのだ。

ゆでた後は水にさらして、もっと溶かし出す。

そしたら水気を絞って、適当な長さに切って使う。

が、水分は残っているので、傷みやすい。

つまり普通のほうれん草は、下処理に手間がかかり、日持ちがしない。

ポパイじゃあるまいし、そんなに一気に食べられないよ。

ほうれん草は好きだけど、面倒やらムダにしやすいやらで困っていた。

それを解決してくれたのが、バラ凍結ほうれん草。

おかずにちょっと緑色がほしい時には、

至極便利でもう欠かせない一品だ。

 

2 凍らせすりおろし生姜

 

生姜ほど一年中何にでも使える薬味もあるまい(個人調べ)。

夏は口当たりをサッパリピリリとさせ、

冬は体を温める。

お肉に使えば繊維を柔らかくするし、

お魚に使えば臭み取りになる。

チューブのおろし生姜もあるけど、

保存性を高めたり、粘性を調えて使いやすくしたりするための添加物がどうしても加えられる。

だから、自分で生姜をすりおろし、

チャック付の冷凍用保存袋に入れて、

できるだけ空気を抜いて平らにして冷凍する。

ごく薄い板状になるので、

使いたい分だけ割って使えるし、

解凍も放置でいい。すぐだ。

 

夏なら、凍ったままそうめんつゆのお椀に入れれば

つゆも冷え冷えで爽快だ。

冬は、甘酒を作る時に使う。

酒粕とお水を鍋に入れ、そこに凍らせすりおろし生姜を入れて加熱。

酒粕をお湯に溶いて、その間生姜にも熱が通り、

体を温める飲み物のできあがりだ。

 

1つ難があるとすれば、

すりおろし。

すりおろす機械がないし、フードプロセッサーで砕くのは違う気がして、

手でせっせとすりおろすのだが、

終わった後、生姜をつかんでた手がジンジンと熱くなる。

片方の手だけ、別物みたいな感覚。

恐るべし ジンゲロール。

あと単純に、おろすのがめんどい。

やるけどね。

 

この2品は、たぶんこの先も欠かさない。

それか、凍らせすりおろし生姜は欠かしても、

バラ凍結ほうれん草はなくさないと思う。

便利な世の中 ありがとう。

皆様は、欠かせない冷凍品ありますか?