綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

半夏生

と書いて、はんげしょうと読む。

夏至から11日後なので、年によってずれる。

昨年は7月2日だったしね。

今年は、今日。

蛸を食べるとよい日とされるが、その理由が、

植えた稲の苗の根が蛸の足のように広がり、しっかり大地に根付くように 

または、稲穂が蛸の吸盤のように豊かに実るように

という願いを込めてである。

が、私は稲作をしていないので、

ただ蛸を食べる日となっている。

スーパーの魚売り場でも蛸を売り出していたが、

む〜 手を出しづらい。価格も量も。

そこで冷凍食品コーナーへ。

蛸食べるなら、タコ焼きだってアリだわさ。

なので今夜はおかずにタコ焼きが加わった。

そういえば地域によっては、

半夏生は小麦の収穫時期にあたるから、

小麦を使った食べ物を食べるところもある。

うどんとか、パンとか。

で、タコ焼きは粉モンじゃんね。

すると、タコ焼きで両方食べられたってことだ。

おお、我ながらよい選択だったな。

ま、おいしければ何でもいいんだ。

 

同じ名の植物もある。

1つは半夏、もう1つはズバリ半夏生

半夏の場合、花が咲くのが今頃で、半夏が生ずる→半夏生

半夏生の場合、葉が半分白くなってお化粧をしたようだから半化粧→半夏生

見た目からしてまったく違う植物なのに、似通った呼び方されるとややこしいな。

ちなみに半夏はカラスビシャク半夏生はカタシログサという名がある。

もうこっちでいいじゃん。

どっちも実物見たことないしさあ。

 

夏至から11日目ということは、

日の入りがもっとも遅い時期を過ぎたってことだ。

宵の訪れがだんだん早まって、

暑さはこれからが本番。

負けない体を作らなきゃな、と思うものの、

雨で湿気た空気をエアコンで除湿してる辺り、

すでに敗北の気配が濃厚なのだった。