綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

やらず嫌い

「初挑戦は波動が上がる」というから、

これまで何となく敬遠していたことをやってみた。

なお、ここで言う波動とは、人や物が発するエネルギーのこと。ゆらぎの幅や上下の幅があるらしい。

そんで高くて強いのがいいらしい。

どう測るのか知らんけど

さて、挑戦したのはレジゴー。

イオンのお買い物 & お会計のシステムだ。

お店にスマホのような端末が置いてあり、

それを使って買い物をすると、会計が素早く済むというのだ。

しかし、新規のものには飛びつきにくいお年頃、幸島のオスザルのごとし(※)。

何かよく分からないからと、お店の入口に並ぶ端末を手に取ったこともなかったのだが、

四の五の言わずにとりあえずやってみんべ。

 

※ 宮崎県南部にある幸島のサルは、サツマイモを洗う行動が「文化を持つサル」として有名になった。私も国語の教科書で知ったが、確か子ザルが始めてメスザルもやるようになったんだけど、オスザルは相当なかなかやらなかったと読んだ。頭の固さか保守性か、オトコの沽券に関わるのか、生物種は違えど似たよーなヤツはたっくさん見聞きするな。

 

いつもはカートを使わず、カゴを持って買い物するのだが、

片手に端末、片手にカゴでは、端末を落として壊してしまいそうだ。

カゴを腕にかけて、その手で端末を持つにしても、いつもとバランスが変わるから心配。

そして、すべてのカートに端末置き場が付いているのだから、これはカートを使うがよいね。

カートにレジゴー端末をセットして、

「買い物を始める」ボタンをタップし、

買い物スタート。

買いたいものがあったら、画面下の「スキャンする」ボタンをタップする。

するとカメラが起動するので、

背面のレンズに商品のバーコードを読み取らせる。

読み取ると、画面に商品名と価格が表示され、

一番上の欄には合計金額まで出てくれる。

てことは、会計の時に「あれっ、意外にかさんでる!チリツモか!」と青くなることもない。

バーコードのない野菜や果物は、

ちゃんとそのボタンもあるので、品目を選んで点数をタップすればいいし、

一旦スキャンしてカゴに入れたけど、買うのをやめたい という商品は、

画面に並んだ購入品目一覧のそれぞれに✕印があるので、

商品を元の場所に戻して✕印をタップすれば、買うのをやめたことになる。

 

戸惑ったのは最初のバーコードスキャンだけで、

あとはだいたい勝手が分かったので、カートを転がしながら気楽にお買い物。

有人レジの列が延びているのを尻目に、

レジゴー専用の会計場所へ。

画面の「会計をする」ボタンをタップし、

入口の機械に情報を送信すると、

機械の画面に「◯番レジ」と表示される。

指定されたレジで支払い方法を選んで支払えば、

買い物終了。

最後、出口のゲートにレジゴー端末の画面に出てきたQRコードをかざして、買い物完了。

レジゴー端末を回収用の置き場に置いて、

サッカー台で買ったものを袋に詰める。

もし、途中で買うのをやめた品を、端末の買い物リストからは外して商品を戻し忘れてたとしても、

おそらく出口ゲートで、未承認の商品がありますビーーーとかアラーム鳴るんだろうな。

 

なるほど〜。これはいいわ。思ってたより簡単だ。

確かに会計が早く済む。

お客様感謝デーの対応も抜かりない。

現金も使えるし、ワオンポイントのチャージしてから払うこともできるし、

何より自分のスマホを使わなくていいのがいい。

同じようなシステムは他のスーパーでも見るけど、

まず自分のスマホにアプリをインストールしなきゃならなくて、それがイヤなんだよね。

その点レジゴーはお店に専用端末があるからね。

もう私は次回からレジゴーで行くぜ。

 

まるでイオンの回し者のようだが、

これでおぜぜもらえるんならいただきたいわ。

つまり、初めてのことなんて日常のあちこちに転がってて、

敬遠するばかりのやらず嫌いはもったいないかもってこと。

波動が上がったかはさておいて、

挑戦してできたら嬉しいし

発見があったら楽しいし、

それでよし でいっか。