ベトナムの米麺をもらった。
それまで米麺といえばビーフンしか調理したことなかったから、ちょっと手を出しづらく、もらってからかなりしばらく放置していた。
だって400gが袋の中でひとかたまりなのだ。
手で割ったら細かいかけらがバリバリ出そう。
どうしたものかと悩んでいたが、
ふと賞味期限を確かめると今年の3月で、
これはもう放置できない。
どうにかなるだろうと、調理を始めた。
沸騰したお湯に入れて、6〜8分茹でる。
大鍋にかたまりをドボンと入れると、ほどなく柔らかくなって鍋の中を泳ぎ出した。
元から半透明な麺だから、茹で加減が分かりづらい。
そんなに長く茹でなくても、もうやわらかそうだけどな、と思いながら1本試食。
もらった麺はタピオカ澱粉が入ってるからか、意外にコシがあって固い。なるほど。
納得して規定時間の長めで茹で、
水で締める。
さすがに400gは多い。
ベトナムの米麺料理といえば、
スープをかけて食べるフォーである。
が、量が多くて食べ切れないし、スープでブヨブヨにふやけるのもイヤだから、
炒めることにした。
ナンプラーの小袋はあった。
タイ料理の調味料だけど、ベトナムにもニョクマムという似た魚醤があるから、使おう。
グリーンカレーの素という小袋も見つけた。
これもタイ料理だけど、まあいいか。
お、シーフードマリネの素だ。
賞味期限が2016年8月・・・。
7年前か、どうだろう。ムリかな?
未開封だったので、開けて風味を確かめる。
・・・いけんじゃね?
すべて混ぜて少し塩を足した。
それっぽい味になった。
具はない。麺だけで鍋がいっぱい。
おかずを別にして、食べてみた。
おー、いいね。
麺は量食べちゃうから気をつけないとなー。
と思っていたら、
すぐにお腹が膨れてしまった。
乾麺換算で100gも食べたかどうか。
鍋には炒めた米麺の山。
見立てが甘かった。
これ、どうしよう・・・。
[後日談]
2日で食べ切り腹痛もなし。
ムダにせずに済んで良かった!