綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

つらつら(頂きもの)

ありがたいことに、時々何かを頂く。

主に食べ物。

もらえる食べ物はもらっておけ が信条なので、

しなびたごぼうですら受け取ったことがある。

だけど、食べ切れないと判断したら、

断ることもたまにある。

丸太のような大根とか、

ゴーヤ5本を2本にしてもらうとか。

 

玄米を頂いた話は以前

当たり前ではなかった粒々 - 綴ルンです

に書いたが、

つい先日、別の方から玄米を頂いたので、

リベンジ精米と相成った。

前回の失敗時にもらったアドバイスを、

本当に生かせる時が来るとは思わなかった。

てかこんな立て続けに玄米を頂くともまったく思わなかった。

的確で具体的なアドバイスのおかげで、

リベンジに成功したのは言うまでもない。

 

姫ゆず なるものを頂いた。

見た目はすだち か かぼすのよう。

ピンポン玉くらいの緑色の柑橘。

ゆずらしい香りはあんまり感じられない。

くれた人も、他の人から頂いたと言っていた。

お裾分けのお裾分けである。

その数25個。

料理が好きとか得意とかなら、使いこなせるだろうけど、

レモン1個も持て余す私にどうしろと?

5個は、すぐに他の人に差し上げる機会があったが

(お裾分けのお裾分けのお裾分け)、

それでも残り20個。

ゆずなら種が多いだろうな、めんどくさいな。

皮の固い柑橘類なら、少しぐらい放っておいても腐ったりせんだろう。

と、ポリ袋に入れたままひと月ほど放置してたら、

皮の色が緑から黄色へ変わり、

どうやらしなび始めてきた。

めんどくさい より もったいない が勝ったので、

意を決してどうにかすることに。

 

取り出したら、1個だけカビて腐ってた。

しかし、他にカビが移ってなかったのはラッキー。

まずは洗おう。じゃぶじゃぶ。

どのくらい種があるもんかな。真ん中で輪切りだ。

と横に切ってみると、

種は無いし皮が薄いし果肉がみっちりパンパンだ。

たまたまこれがそうなのか、と他も切ると、

すべての実がそうだった。なんと!

これで甘かったらそのまま食べられたのに、

震えるほどの酸っぱさだ。

皮が薄いので、剥くのはムリ。

果汁を搾れるだけ搾ろう。

 

料理上手は、搾った後の皮もおいしくできるんだろうけど、

刻むのが億劫なので、2個分だけ細かく刻んで果汁に混ぜて、他は処分。

刻んだ皮も、何度かゆでこぼせば苦みとえぐみがなくなるのは知ってるが、

めんどくさいからもういいや。

皮の入った果汁に、蜂蜜と砂糖をしこたま入れて混ぜ溶かし、

水やお湯で薄めれば飲めるようにした。

 

ふと思い出したのは、さつま芋。

これは買ったもの。

昔、仕出し弁当のおかずにさつま芋のレモン煮が入ってて、あれおいしかったな。

ゆず果汁で作れないかな。

皮も一緒に煮ちゃえば、食べやすくなるかも。

思いついたので、やってみた。

 

やってみたけど、

それなりにはできたけど、

さつま芋を煮くずさないようにするの、難しい。

みりん入れても端がくずれるよ。

醤油味の煮物ならまだ場数踏んでるけど、

砂糖で甘く煮るのって、だいたい煮くずしちゃうんだよね。

りんご煮たって形残したいのに毎回グズグズだよ。

まだ果汁は半分残ってるから、

レシピでちゃんと作り方調べてから

もう一度やってみよう。

 

次は、さつま芋の姫ゆず煮にリベンジだ。

頂きものは、挑戦と宿題ももれなくついてくる。