みすみす損をして、と
経済アナリスト森永卓郎氏に笑われようが、
ポイ活に精を出さないと決めている。
これまで特定の日に特定の条件で値引きをしていたあるスーパーが、
今年 独自のポイントカードを導入して、
代わりにそれまでの値引きがなくなった。
それからは、そこへ買い物に行く頻度がめっきり減った。
よくあるおトク煽りが疑問。
「〇%のポイントが付いて、実質〇〇円!」
まやかしにしか思えない。その〇%を今その商品の値段から引いてくれ。
「本日ポイント5倍!いつもなら税込み200円で1ポイントのところを5ポイント付与」
だいたい1ポイント=1円で換算だから、4円多く付くってことか。4円。
チリツモの世界すぎる。
だったら、別のスーパーで20円安く売ってたのを買いに行く。
家と反対方向なら、そこまでして買いには行かないけど。今度は時間がもったいないから。
「いやいや、1000円で5ポイント付くのが200円で同じだけもらえんだから、差し引き800円のトクじゃない?」
してもいない買い物をした前提で言われても。
第一、4円分を得るのに200円払えと?
そこで買いたい物があるならいいけど、
ポイント5倍のために何か買うのは違うでしょ。
ポイントカードを持ってはいる。
本屋から始まり、レンタルビデオショップで知られるようになった T、
赤と青を背景にした白抜き鳥が親なのに、生んだ7に飲み込まれた n、
社名がJからA(発音はイ)に代わり、なぜかカードに犬の鳴き声を採用した W。
買い物でよく使うのは、この3種。
で、正直これ以上増やしたくない。
ドラッグストアも1つだけにしている(ちなみにMではない)。
でないとカードでゴッチャゴチャ。
ならアプリにすればいいじゃん、と思われよう。
アプリ入れるとストレージ食われるじゃん。
アップデートするたびに、アプリのヤツら太りやがる。前のケータイそれでメモリ足りなくなって、渋々買い替えるしかなかったんだよね。
そんなアプリをお店ごとに入れたくないし、
それに、通信使えなくなったら何もできないし。
アナログでやれるところはアナログでやる。
時代の最後尾をほふく前進してやるわ。
て何の宣言だ。
なまじポイントカードがあると、
ポイント欲しさに買い物をしそうになる。
「あらこれ買うと今だけ50ポイント?なら試しに買ってみようかしら。」
それが店側の狙いだろうよ。
おめおめとそこにはまりたくないのだ。
買ってもいいような、しかしポイントが付かなければ買おうと思わない商品だ、どうするか、
と、いらぬ葛藤を繰り返すことになるのがイヤだ。
せっかくのスーパーが、買い物が、
楽しくなくなってしまうじゃないか。
ポイントのために買い物するのは本末転倒。
そもそもポイントは、本来サービスだ。
店側が急に「使えなくしました すんません」と言ったって、どこまで文句が通るのか。
「急にやめてもポイント分の金額を補償します」と規約に書かれていなければ、どうとでも運用されてしまわないか?
杞憂?
あと、アンケートに答えてポイント付与ってやつ。
私の個人情報を、そんなチンケなポイント数で売るつもりはないぞ。
嬉しいことに、ポイントカードと無縁のスーパーも、行きつけに2店ある。
足を5km圏内に延ばせば、もう3店(自転車移動)。
このままポイントカード作らないでほしいな。
そしたら私もポイ非活 貫ける。
ポイ活上級者は笑わば笑え。
私にとって、ポイントは単なるオマケでいい。