に書いた焼き芋LIFE、継続中。
先日、スーパーの青果見切り品コーナーにて、
五郎島金時芋が1本だけ50円で売られていたのを見つけた。
そんなに傷んでいる様子もなく、藤色に近い皮の色がきれい。
もちろん即買い。
ホクホク系なのは分かってる。が、
どのくらいホクホクだろう?
と、焼いてみた。
上品な甘さは、後味がスッキリ。
けどやっぱり粉質だから、少しずつ食べないと喉が詰まりそう。
焼いてそのまま食べるより、バターや生クリームや砂糖などなど混ぜて、さつま芋のお菓子にするのに向いてるのがよく分かった。
やっぱ食べてみるもんだね。
同じホクホク系で試していない品種に
・鈴ほっくり
というのがある。
名前の由来は、土の中で鈴生りのホクホク系だから、とのこと。
これ、たぶんシーズン終わっちゃったんだよな。
今年の秋に出たら、試してみよう。
それから、しっとり系で、生で売られているのをあまり見ない品種に
・紅天使
がある。
生で見ない、というのは、焼かれて売られているのは見るからだ。
最近とみにスーパーに増えたよね、焼き芋機。
近所のだいたいのスーパーでは、紅はるかを焼いているのだが、
そこそこ行くあるスーパー(Kとしよう)では、紅天使を焼いているのだ。
しかしそこでも、生では見なかった。
当然他のスーパーでも生は見たことがない。
が、ある日何となく立ち寄ったスーパーKの、青果見切り品コーナーに、
紅天使、発見!
2本入り1袋の単位が2袋。
そのうちの1袋は、やや細長い1本が真ん中で折れており、折れ口が真っ白になっている。
が、見た感じも触った感じも、それほど傷んでなさそう。
もう1袋は、残念ながら端に青カビが認められる。
折れてる方の袋、買い!
うちのオーブンで、初紅天使だわ。
お店の焼き芋機に比べれば火力は落ちるだろうけど、悪くはないはず。
どんな仕上がりになるかな~。
と、ワクワクしながら焼いて、食べてみた。
やっぱりしっとり系はいいねえ♫ 食べやすい。
ほど良く甘くて、満足感を得られる。
ただ、他のしっとり系とどう違うの?と聞かれると
何も答えられない。
それに答えるには、毎食食べ比べて違いの傾向をつかみ取るくらいでないと、ムリだよ。
農作物は生き物で自然の恵みだから、同じ品種でも多少の個体差があるしさ。
産地が違えば気候と土が違うから、同じ品種でも味わいが違うだろうしさ。
最後は焼き方で、甘みの引き出し方が変わるしさ。
本気で比べるなら、それぞれのパターンを十分な母数でもって、客観的な指標を設定して数値化できるようにしてから始めにゃならん。
まず分かりやすいのは、生の状態と焼いた後の糖度の比較かな。
焼き方なんて、各機材の、温度上昇の傾きまたはカーブ、庫内温度と芋の中心温度の比較、また芋の品種及び太さによる火の通り具合の違い、って何通りよ。
だから、
「この品種食べた。おいしかった。終わり」
って自分で満足できれば、それでいいんだ。
目隠ししてしっとり系を食べ比べたって、分からない自信がある。でもそれでいいんだ。
おいしく食べるのが一番だ。
焼き芋の季節も終盤。
あともう少し、楽しませてもらおっと。
追記:
紅天使の生芋、遠くてめったに行かないけどポイントカードは持ってるスーパーで普通に扱ってた。
スーパーKで興奮した私は一体・・・。