綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

シーズン終わったー

フィギュアスケートの試合を何度か書いてはいたが

ショートプログラムが終わった時点で書いてて、

フリープログラムまで終わってからの最終結果を書くに至っていなかったと、

今さら気が付くたわけ者である。

ので、一昨日の世界選手権の続き。

世界フィギュア選手権だ - 綴ルンです

 

順位と演技の概要だけなら案の定、

女子は昨日、男子も本日のお昼前に出ていた。

臨場感を楽しみたければ、

結果は知らない方がいい。

が、臨場感のドキドキより結果を知りたいし、

知ってから安心して観戦したい私は、

ネットニュースを漁る派である。

日本選手は男女3人とも8位入賞。素晴らしい!

特にショート4位の坂本花織選手はほぼ完璧な演技で、

フリーで巻き返しての優勝、それも3連覇!

これがどれだけ偉業かというと、女子では56年ぶりなんである。

一昨年からロシア選手がいない状況であるにしても

そうそうできることではない。ブラボー!

ノーミスの選手は他にもいて、

2位銀メダルのアメリカのイザボー・レビト選手も、ショートとフリー両方そろえて文句なし。

しかし、演技の出来栄え点が坂本選手はエグいんだよね。それが金メダルにつながる。それも技。

日本勢では、ショート13位と出遅れた千葉百音選手がフリーでは生き生きとした演技で7位に入り、

ショート7位の吉田陽菜選手は、回転不足を取られたもののトリプルアクセルを着氷し、8位だった。

2人とも初めてのワールドで入賞、立派だと思う。

 

男子は女子以上の波乱があった。

本来の実力をショートで出せなかったフランスのアダム・シャオ・イム・ファ選手が気を吐いて、

ショート19位から最終グループの6人残してずっと首位キープ。つまり12人抜き。

こういう状態を、漬物石という。

最終グループが始まっても、上位にいた選手が次々に2位以下に決まっていき、

結果、3位銅メダル獲得。

ショートが悪くてフリーで浮上した選手は、他に浅田真央氏とアメリカのネイサン・チェン選手しか知らない。しかも浮上幅は一番大きい。

唯一いただけなかったのは、競技では禁止されているバックフリップを跳んだこと。減点2点は軽くないか。5点くらい減らしてもいいと思う。

ショート10位の三浦佳生選手は、前半のジャンプで2度の転倒があったものの、後半は気合が感じられる演技で8位まで順位を上げた。

このままで終われないって感じを受けた。きっと来年に活きると思う。

ショート1位の宇野昌磨選手は、いくつかミスが重なって4位に。

宇野選手も坂本選手と同じく2連覇中で、アベック3連覇なるかが見ものだったが、それは外野が望み過ぎだね。

来季も競技を続けてくれるのかしら。

ショート2位の鍵山優真選手は、全体的に良かったが

後半のトリプルアクセルの着氷後に転倒してしまい、そこだけが惜しかった。

でも2位銀メダル獲得。

凄まじかったのは、アメリカのイリア・マリニン選手。4回転の神。

確かに神がかってた。4回転ジャンプはフリップ以外全部入れて危なげもなかったし、

コンビネーションでも普通に何度も4回転跳ぶし、

ジャンプシークエンスの後ろの方にトリプルアクセル跳ぶし。ありえんて。

見たことない得点で堂々の金メダル。そりゃそれだけ4回転跳ばれたらねえ。

ずっと漬物石だったアダム・シャオ・イム・ファ選手との得点差が、何と50点!

10点開いても うわああ となるのが、その5倍てアータちょっと尋常じゃないにも程ってものがありましてよ。

もう誰も追いつけねえ。そのうち『絶望くん』なんて呼ばれたりして。

足首に負担掛かってないのかな?

 

世界選手権が終われば、今季も終わり。

選手の皆さん、お疲れ様でした。

今季も楽しい時間をありがとう!