今日から4日間、
全日本フィギュアスケート選手権が開催される。
の興奮も、ここで折り返しを迎える。
グランプリシリーズの放送はテレビ朝日、
全日本はフジテレビが放送しているが、
何で国内大会なのにLIVEじゃないんだよ。
NHKは全LIVEだぞ。
全日本って、名前の通り全国から選手が来るのだ。
全国の前に、東日本大会と西日本大会があって、
そこに出るまでも試合があって、
選手にとって、全日本は夢の舞台なのだ。
頑張ってやって来た選手を、
もっとTVに映してほしい。
とはいえ番組編成とかスポンサーとか、
縛りがいろいろあるだろうから、
LIVEなら映せる人数が少なくても多少仕方がない。
だけど、見たら録画じゃないか。
今日のショートプログラムで放送した選手は12人。
せめてもう3人は見たかった。
合わせて15人なら、出場選手の半分だ。
欲を言えば、最低でも18人は見たい。
日本は、選手の層が厚い。
たまにエンターテイナー系の個性派がいて、
そういう選手は全日本でないと見られない。
これまでで印象が強かったのは、
佐々木彰生氏と、
佐藤洸彬(ひろあき)氏。
佐々木氏は、音楽・振付け・衣装がすべてショーのよう。持っていた雰囲気も表情も明るかった。
佐藤氏は、踊りの基礎がしっかりしてるところに奇抜な衣装が乗っかって、妙にクセになった。
今年はそこに、大島光翔氏がバッチリ加わった。佐々木氏ともども明治大学。そういう学府?
大島氏、全日本は4回目だというが、印象残ってなかったな。
今年は映画『スーパーマリオブラザーズ』をテーマに、衣装の外見はクッパをイメージして、演技の最中にスターやらキノピオやらが衣装に現れて、最後に中の赤いシャツを見せていた。
競技会やぞ?
そういう変わり種が出てくるのがおもしろいんだ。
変わってなくても、頑張って上がってきた選手を見たいんだ。
だから、放送のあり方に納得いかない。
昔はもっと見せてくれてたと思ったんだけど。
あ、でも一時、選手紹介のVTRで変なポエムがあったのはウザかったな。
今はないから、そこはよかった。
国際試合に出る前に、
国内で表彰台に乗るのがまず大変なほど、
日本のフィギュアスケートはレベルが高い。
マラソンでオリンピックに出るためにカンボジア国籍を取得した猫ひろし氏のようなことをしたら、
間違いなくその国の代表として出られるだろう。
国にもよるけど。アメリカ・カナダ・ロシア以外ならたいがいイケそう。
そんな熾烈な争いの末に、
シーズン後半の国際試合に行く選手が決まる。
オリンピックイヤーなら、それも。
全員、全力で戦えますように。
頑張れ!