綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

それは塩、貝、米

自分の頭の悪さをあからさまにするんで気が引けるけど、

お金の話。

タイトルは、お金の代わりだったものたち。

 

今年、貢がせ屋の女性が

詐欺 及び 詐欺ほう助 の罪で捕まって、

詐欺で得た金と知りながら受け取ったホストも捕まった事件があったんだが、

TVで流されていたそのホストの動画に疑問が湧いた。

画面にはホストと、積み上げられた帯付き万札。

6000万円くらいあったらしい。

ホストが言う。

こうして見てるとさあ、こんなのただの紙切れなんだよね。

そうだね、紙ではある。

何でだろ?

 

紙幣や硬貨の製造原価は明かされていない。

しかし、推定でこれくらいだろうという額は

調べれば出てくる。

よく知られているのは、

1円玉を1枚作るのに3円ほどかかるので原価割れしていること。

5円玉以上になると原価は価額以内に収まる。

紙幣だと、一万円札を作るのに22円前後ではないかと推測している。

で、私がバカなのはここからで、

何で1万円かけて一万円札を作ることにはならないんだろう、と思っちゃったのだ。

 

それで、ずっと考えた今でも、

腑に落ちた答えを得られていない。

バカですみません。

 

お金の成り立ちや歴史は調べた。

金貨銀貨、兌換紙幣と不換紙幣、金本位制と管理通貨制度 等々。

銀行OBに質問して、2時間も話を聞いた。

それでも分かるような、分かり切れないような。

チコちゃんでもやっていた。お金は何でもいい。

原価およそ22円の紙切れに、国の信用が乗っかって1万円の価値になる。

 

中南米の国エルサルバドルは、2021年に

暗号資産のビットコイン法定通貨化してるけど、

国が信用を乗せてるわけではないよね。

IMF国際通貨基金)は見直せって言ってるらしいし

国民は現金(米ドル)でやり取りしたがるらしい。

長期的にどう転ぶかまだ見据えられないけど。

外国に出稼ぎに行く人が多く、

そこから送金するのにビットコインだと手数料がかからないという利点があるようだけど、

導入当初からこの2年で、価値が半分ほどに暴落した後、持ち直して7割ほどに回復、

って稼いだお金をビットコインにいつ換えるかで価値変わるよね、まんま投機。

 

信用があるから、価値が固まる。

なら、エルサルバドルが選んだ道は

いつまでもぬかるみなのか?

 

お金は大好き。

のくせに、ちょっと考えると分からなくなる。

頭のいい人ってすごいな。

わらしべ長者みたいな物々交換の世界の方が

単純で分かりやすいんだよね。

だから、あんな疑問が出てくる。

そのうち、ごく簡単な答えが見つかって、

ああ私はなんてバカなんだ、しかもブログで己を晒し者にしてるよ、バカの上塗りだっ! って

のたうち回ることだろう。

そしたらこれ、大幅に編集します(忘れる可能性もあり)。

とりあえず、今これかなと思う答えは、

信用があれば何でもいいものに1万円もかける必要がない

である。