で、空気の乾燥により体が粉を吹くから
渋々ボディクリームを塗る、と書いた。
書いたが、塗ったのは全身ではなく、
粉を吹いた脚だけ。
それも、その後の暖かい日和により、
数日塗っただけだった。
だって、ベタつくのイヤなんだもん。
ところがある時、
「ボディクリームを全身に塗りなさい」
という文章を目にした。
「理由つけて避けるのは簡単。まずやってみろ」と。
いつもなら、「うるせー放っとけ、イヤなもんはイヤなんだよ」と読み流すのだが、
その時は「そうすか、じゃあやってみよう」
と、脚だけではなく全身に塗ってみようと思った。
なぜか。理由は2つ。
1 それは開運アドバイスだったから。
2 そして手元には、ボディクリームが5個もあったからだ。
ベタつくのがイヤで塗りたがらないボディクリームが、なんでそんなに手元にあったのかというと、
長年使っている通販化粧品の福袋セットに何度か入っていて、
自分はもちろん周りにも使う人はいないから、誰にもあげられず、
さりとてただ捨てるのも惜しく、
どうしたもんかな〜と使い道に悩みながら持て余し続けて溜まっていったからだ。
なので、全身にボディクリームを塗るのは、
開運にもなり(信憑性は置いといて)、
処分に困ってたボディクリームを消費できる、
一石二鳥のアドバイスだった。
ちょっと渋々モードが消せなかったけど、
まあ、んじゃ、やっぺ。
お風呂上がりに、まず顔のスキンケアをして、
それからボディクリームを塗り始めた。
塗り方として決めていたことが、
末端から塗ること。
足首から塗り上げていって、関節を少し揉む。
意識したのはリンパの流れ。
体の前後ばかりでなく、側面も忘れずに。
背中はムリせず手の届くところまで。
両腕も塗り上げたら、
仕上げに左右の鎖骨の両脇を、骨に沿って指で押し撫でて、終了。
(首は顔のスキンケアの時に一緒にやってるから、ボディクリームまで塗りません)
それなりに時間がかかるから、
脱衣所が寒いと、湯冷めして風邪を引くこと必至。
その点、うちはお風呂場も脱衣所も窓なしのマンション部屋なので、
あまり冷えずにいられて助かる。
そうして、かれこれ2週間ほど毎日塗ってる。
一番イヤだったベタつきは、
まず量の加減に気を付けたのと、あと意外とそれなりに乾くことが分かって、
そこまで嫌悪する状態にはならなかった。
まあ、ちょっとだけ、あるっちゃあるけど。
開運についてはやっぱりさておき、
予想外だったのは、
急にやって来てたほてりが、ほとんど感じられなくなったこと。
冷えの方は時々来るが、それも以前よりは軽い。
リンパ流しもどきのせいだろうか。
思わぬ嬉しい副産物。
いやいや、判断は早計。
少なくともひと月は続けてみてからだな。
肌は実際しっとりすべすべ。
で、1日の終わりにお風呂に入ると、
最初にシャワーを浴びた時、体の表面がぬらぬらしてる。
あ~そうか、これボディクリームかあ。
流し切らないと、湯船のお湯が汚れるな。
結果、塗り始める前よりも念入りに、体を洗うようにもなった。
何か、セルフマッサージしまくりじゃんね。
血行がよくなってるってことなのか?
ともあれ、続けてみよっと。