綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

暦の好み

今日は帰りに本屋へ寄った。

来年のカレンダーを買うためだ。

買うものは毎年決まっていて、

美しい風景写真に風水要素が加わったもの。

きれいなものを眺めていたいし、

それでいいことあったらめっけもの、て感じ。

何年か前に、12月に入ってから本屋へ買いに行ったら売り切れと言われ、それが3軒続き、

4軒目でようやく1冊残っているのを手に入れたことがあったので、

今では早めに買うようにしている。

今日、しっかり購入できた。

 

いろいろなカレンダーが並ぶのを見るのも楽しい。

サイズは卓上からポスター大まで、縦長に横長、

日付だけのシンプルなもの、

予定を書き入れられるもの、

ジャンルは風景写真、富士山、和洋のお城、神社、

動物、花、名画、仏像、歳時記、天体、

そして開運、金運。

 

開運・金運系は前より増えてきたような気がする。

そりゃあ、開運したいし金運ほしいけど、

カレンダーを買ってまでってのは小っ恥ずかしい。

何より「このカレンダーで爆上がりしました!」という人いるのかな?

金色のカレンダーを1年間飾って、

1年後に「何も変わらんわ、金返せ!」なんて思ったら、買った後悔で悲しくなっちゃう。

まあ、私が買ってるのもその辺少しはあるけれど、

そこまで露骨に狙い撃ちしてないもんで。

 

そういえば、過去に2度ほど試したことがある。

新聞の折込チラシに入っていた、開運カレンダーの通販の案内。

チラシには、卓上サイズの見本イラストがあって、

「切り取って飾り、効果をお試しください」と書かれてたので、

じゃあ試してみよう、と実際に切って飾ってみた。

年が代わるまでふた月近く飾ったところ、

悪いことはなかったが、取り立てていいこともなかった。

その翌年も、同じ案内チラシが入った。

1回試しただけで決めつけるのはいかんだろうと、

もう1度同じようにやってみた。

結果は同じ。

良いように取れば、病気もケガもなく、無事に過ごせたのは運が開けたからとも言える。

が、いかんせん弱い。

開運と聞いて望むのは、そこからさらに先でしょ。

2度しっかり試したので、

それ以降そのチラシを見ても、自信を持ってスルーしている。

 

だけど、ここまで書いといて何だけど、

そういうカレンダーを買う人がいたっていい。

需要があるから売ってるわけだし。

自分が買うにはちょっとな、というだけで、

心の支えにしている人もいるだろう。

結局、何を飾ったって、

現実には自分が何を選んで、どう動くかなのだ。

 

毎日目に入るものだもの、

自分の好みを大事にしたい。

とりあえず私は来年も、

美しい写真から癒やしや励ましをもらって、

風水のおこぼれをちょびっと期待しながら、

元気に過ごすのが目標だ。