の終わりに、
激しい気温差で自律神経が面食らってる
と書いたけど、
今週はあの時以上の寒暖差。
昼の最高気温20℃超えて、
その翌々日に昼間が8℃とか、
もうどうなってんだか。
体もおかしくなるってもんだわ。
ただ、そんな季節のずれこみで強く覚えていることがある。
確か2015年(平成27年)の4月上旬に、
雪が降った日があった。
朝、ひどく冷え込んで、
ちらつくなんてかわいい降り方ではなかった。
その日は地域の小学校の入学式で、
スーツを来た保護者たちと子どもたちが、
えらく寒くて足元サイアクの中を、懸命に学校に向かっていた。
4月の、よりによって入学式の日に、雪。
降るのが雪じゃなくて桜吹雪だったら、100万倍も嬉しかろうに
と、同情したのだった。
だから、夏から秋になる時もそうだけど、
冬から春になる時も、暖かさに気を緩めたりしない。
スポットで驚くような揺り戻しがあるだろう、と
いつも想定している。
4月の雪を見てからはなおさらだ。
それでも今週の気温差はヒドイと思うけどね。
それとはちょっと違うけど、
そういや大昔、友人たちと吉野山の桜を見に旅行したことを思い出した。
だけどその年は冬が長くて、
一番ふもとの下千本ですら、ほとんど咲いていなかった。
ソメイヨシノより早く咲く枝垂れ桜の大木を見つけ
その桜の花と一緒にみんなで写真を撮ったのだが、
それが雪の降る中で、桜の花にもみんなの頭にも雪が積もっていたんだった。
春だか冬だか分からない写真だねって、みんなで笑った。
しかし山だから、シビアに寒かった。
気の毒だったのは、見かけたツアー客。
旗を持ったガイドさんに連れられて、
明らかに桜の咲いていない上千本や奥千本へゾロゾロと向かっていた。
こればっかりはね。ずいぶん前から旅を計画して、日にち合わせてやっと行くわけだけど、予測できないから肩すかしも食らうよね。
おかげで笑い話として覚えていられるけどね。
天気予報の精度がどんなに上がっても、
地球はまだ予測不可能だね。
ダウンコートは4月まですぐ着られるようにしてる。
季節の対応に、せっかちと片付けたがりは禁物だ。