これもスピリチュアル関係の話。
に書いたのは、私の昔と今のこと。
あんなに大好きだったの忘れてたー!という話。
ところで、スピでよく取り扱う話に、
・インナーチャイルド と、
・前世、過去生 がある。
「今のあなたがそうなのは、これらに原因があるからです。未来の自分のために、知りましょう、癒やしましょう」
というのが定番。
インナーチャイルドというのは、子どもの頃に抱いた悲しい経験や感情で、「傷付いた子どもの心」のことだ。
で、思うんだけど、
子どもの頃に悲しい思いをまったくしたことのない人、いるの?
仮にいたとして、果たして何の陰もなく、すくすく伸び伸び育つものなの?
陰や負の感情を知らず、陽や正の感情しか知らない人が大人になって、初めて心が傷付く経験なんかしたら、打ちのめされて再起不能にならないか?
というか、実例がいるなら教えてほしいが。
インナーチャイルドを否定はしない。
子どもの頃に凄絶な経験をしたなら、そこは優しく抱きしめて、折に触れてなぐさめてあげなければいけないと思う。
心の強さや耐性も人それぞれだし。
だけど、あんまり掘り下げるのもどうだろう。
「つらかったことに向き合って解消しないと」と反芻するたび過去の傷をほじくり返してるわけだよ。
向き合って、癒えるのか?
と、これも発達障害カウンセラーの吉濱ツトム氏が言っていて、昨日に続き受け売りですが。
はい私もそう思う。
わさわざ癒そうとしなくても、思い出したなら
「あれ、悲しかったな つらかったな」
だけでいいでしょよ。
あの頃が悲しくても、つらくても、
やり過ごしたり乗り越えたりして今があるでしょ。
大事にするのは、傷付いた子どもの心より、
今の自分の心じゃないの?
昔の思いも経験も、確実に今の個性の一部。
丸ごと今の自分として、
受け入れて大切にすればいい。
スピ好きは、もう少し『今』に重心置こうよ。
で次に、前世・過去生なんだけど、
眠くなったのでまた明日。