綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

生きているのは今 3

生きているのは今 2 - 綴ルンです

の続き、前世・過去生のこと。

又聞きの例を1つ。

 

Aさんは、Bくんのことがとても好きだった。

縁が強いかどうかを知りたくて、

知り合いの霊能者に聞いてみた。

「私はBくんと前世で関わりがありますか?」

答えは「ないよ。」

Aさん、とても気落ちした。

 

それを聞いて私が思ったのは、「なぜ?」

なぜ前世の縁に頼るの?

なぜ前世の縁がなくてガッカリするの?

なぜ今できた縁を嬉しく思えなくなるの?

今生で知り合えて、今、関わりがあるんだよ?

それを大切にすればいいことじゃん。

 

スピリチュアルが好きな人には、

こういう傾向があるように思う。

前世や過去生を否定はしないし、

ソウルメイトだツインレイだも考え方はご自由にと思う(これらも私は若干距離を置いてる)。

「あの人に会って、どう言ったらいいか分からないほど自分の中の何かが反応した。そんなことこれまでになかった。運命の人だと思う。」

という人もいる。

その人がそう思うなら、そうだと思う。

否定する理由が私にはないから。

その人が幸せならそれが一番だし、応援する(それが社会通念に反する場合は別)。

 

だけどさ、前世 過去生ってまず覚えてないよね。

とある実話マンガの1場面で、

作者がスピ好きの友だちと旅行した際、ある景色を見た時にその友だちが

「この景色、見たことある。きっと私は前世でここに来たのよ!」

と叫んだ話があったんだけど、

そんな人が隣にいたら、私ならウンザリするなと思ってしまった。

いちいち前世に絡めないでよ。同じ景色を写したポスターなり映像なりをどこかでチラッと見たのかもしれないじゃん。

そう思うのはお好きなようにと思うから、たぶん黙ってるだろうけどね。

今生の幼い頃の記憶もあやふやなのに、

生まれる前のことまで遡りたがるって、

インナーチャイルドより欲しがりだなあ。

それより、今生の今、身の回りにある縁を、

しっかり選んで育みましょうよ。

その縁も、生きていれば移り変わっていくから、

そのたびどうしたいか自分に聞いてみましょうよ。

縁ではなく、何か決定的に恐怖や悲しみを引き起こされるような事柄なら、

原因を探るのに過去系を使うのも1つの方法だけど、

どうしたら心が乱されず穏やかにいられるかを

現実的にいろいろ探してみましょうよ。

 

つまり私が言いたいことは

 

あなたは いつを 生きてるの?