綴ルンです

思ったことを綴っただけさ

炎天下の成田山詣り 5

炎天下の成田山詣り 1 - 綴ルンです

炎天下の成田山詣り 2 - 綴ルンです

炎天下の成田山詣り 3 - 綴ルンです

炎天下の成田山詣り 4 - 綴ルンです

ここまでで感じたのは、

参詣者は多くはないけどそこそこいて、

どの場所でもまったく一人きりになることがなかったのと、

外国人観光客もずいぶんいるんだなあということ。

家族連れ、友だち同士、一人旅。

中には浴衣を着て和傘を差して

ポーズを決めて写真を撮り合ってる女の子たちもいて、

日本を楽しんでくれてるようで嬉しいなあと思うと同時に、

着慣れない装いとこの暑さとで

熱中症にならないようにしてね、と

思わず祈る場面もあった。

 

光明堂の先には額堂、

道を挟んだ向かい側に開山堂。

額堂は、いわば絵馬殿。

下半分は壁のない、柱だけの造りなので、中を見通すことができる。

中には7代目市川團十郎の石像があった。

屋号が成田屋の市川家。

こちらと縁ができたから、成田屋の屋号にしたんだっけ?

節分の豆撒きには必ず来るもんね。

開山堂はその名の通り、成田山を開いた上人のお堂で、寛朝大僧正という方だという。

 

さらに進むと下り階段にさしかかるが、

バリアフリーのお山はエレベーターも設置されている。

エレベーターの右側には天満宮があり、

そのすぐ近くには朝日観音堂

どちらも小さくて、何だかかわいらしい。

白壁の観音堂は、私が行った時は閉ざされていて、

お姿を拝めなかった。

朝日に照らされるから、朝日観音堂

照らされたところを見てみたい気もする。

 

階段を降りて、最後のお堂の釈迦堂へ。

ここはなかなか大きさのあるお堂。

それもそのはず、かつての本堂とのこと。

天井画の飛天の麗しく、龍の勇ましいこと。

お堂の名の釈迦如来をはじめ、菩薩像が四体いるのだが、

あんまり拝観できなかった。

まず、近くに寄ってもいいのかどうか分からず、

遠巻きに手を合わせるしかなかったのと、

厄除けお祓いの祈祷の予約時間が迫っているとお堂の方に告げられ、

すぐに退出したからだった。

祈祷の準備の直前に入っちゃったわけだ。

それでも、あと少し遅かったら中に入ることもかなわなかったかもしれないので、

遠巻きでもお会いできてラッキー♪と思おう。

 

釈迦堂を出ると左側に大本堂。

ぐるりと一巡したぞ。これで終了!

と思いきや、まだあった。

出世稲荷と右矢印が書かれた案内板。

ちょっともう汗と足がいいかげんキテる。

でも気が付いちゃったから、行かないわけにいかない。

うあ~もうひと頑張りガンバレ自分!

と、出世稲荷へ向かったら、

平和の大塔前で最後だと思ってた上りの階段が

ゆるやかに長く続いていたのだった。

あれが最後じゃなかった・・・。

 

続く